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ベアーズの演奏は、自分としては納得いく感じではなかった。 今でも、「バンド」という存在が自分にはよく分らない。 もしかしたら、一生、分らないかもなー。 ということを終演後、何故か観にいらしてた山本精一さんに話してみた。 「自分はどんなによくできたと思ったライヴでも4.5割くらいしか満足してません。死ぬまでに6割くらいいければいいと思ってます。」 と謙虚に話してた。真面目に受け答えしてくれてちょっと感動した。 毎回、色々なバンドを観て、よくできてるなー、と関心する。 ジェニー・オン・ザ・プラネット、ウォーターファイ、スキマオト、皆、個性的で素晴らしかった。 打ち上げ会場まで小林さんとクリシェ、マルクス主義、ヘーゲルの「歴史は繰り返す」、について議論する。マルクスは「歴史は繰り返す。最初は悲劇として、二度目は喜劇として。」、と書いているらしい。音楽の歴史についても全く同じことが言える気がする。ロックもジャズも即興演奏も。では、クリシェを回避するには? 二日目。清成さんは朝早々、京都に向かった。僕らは宿がある新世界で串揚げを食べて、鶴橋でチヂミを食べて、アルケミーで工藤礼子さんの新譜を買って、アルケミーの隣のオーガニックなカフェでまったりとしてたら、リハの時間になっちゃったので、ブリッジに移動する。 テストパターンプロジェクション、村岡さんのサン・ラばりの指揮により、音の波がぶわ~っとなる。円盤ジャンボリーで一回観たことはあるけど、ロック!の一言に尽きる。 佐々木匡士さん、アシッドなフォークでありつつも、ループの使い方がプロ。曲も歌詞も素晴らしかった。キャラがヘロヘロ~っとしててなんか仲良くなったので、今日、円盤に観にいこうかと思ったけど、ジャド・フェアに行ってしまいました。山口でライヴやりたいなぁ。 かきつばた、スライドトランペットの響きが綺麗で、ギター、ベース、ドラムス、それぞれのメンバーの音色の選び方がよかった。勿論、プレイヤビリティーもきちんと備わってるので、お客さんもノリノリだった。即興性も結構あるのかな?と思ってたら、かなり細かい部分までスコアリングされてるとのこと。 ウリチパン群、オールタイチさんのスケールの使い方がちょと尋常じゃなかった。ドラムスの千住さん、キーボードの方々もそれについていけてるのがすごい。POPO江崎さんが一言「オーネット・コールマンが観たらなんて言うかなー?」 アンデルセンズ、一曲目でアーム引っ張りすぎたらチューニングが滅茶苦茶になってしまってとまどったけど、それ以降は楽しくプレイできました。間違いまくったけど! ジャド・フェアは大阪でリハだけのぞかせてもらって、その時からその変貌ぶりに驚かされてはいたんだけど、今日ライヴを観て驚きがぶっ飛びに変ったのでした。 パンク~DIYが発してたメッセージ「自分自身であれ!」を齢52歳にして実践し続けているジャド・フェア。クリシェとクリシェの間ににょきにょきっと芽生えたかのようなジャドのパフォーマンスは利他的であり、「与える」姿勢というものを感じました。 新メンバーのロブが主にヒューマンビートボックスや声にエフェクトをかけたりして参加したんだけど、キャラがアメコミから出てきたかのようなキャラで、でも音の根底をしっかり支えてて、なかなかできる芸当ではないですよ、あれは。ラップもよかったなー。 もう一人の新メンバーは女性で名前は分らないのですが、ラップトップ、ギターなどで音を出し、しっかり者なのかなんなのか最後まで謎な魅惑的な女性でした。ふと見たら、客席をデジカメで撮ってたりするし。 ジャド・フェアはトレード・マークの眼鏡を外し、ロブという新たな飼い犬を自由に散歩させながら、音楽の来るべきネクスト・ジェネレーションへ一足先に!とばかり、叫んだり、歌ったり。眼の力が強い。 いやはや、音楽ってわかりませんね!
by byebyeblac
| 2006-04-28 03:15
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